活動地域
新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、清潔な水や石けん、手洗い場が十分にない上に、過密で不衛生な環境での生活を強いられている難民に、危機が迫っています。
7,950万
世界で故郷を追われた上、感染症のリスクにさらされている人々の数
134か国
新型コロナウイルスの国内感染が報告された難民受け入れ国の数
216か国
新型コロナウイルスの影響を受けている国・地域
新型コロナウイルス感染症について
難民のために支援活動を続けてきたUNHCRだからこそできる支援は、感染症対策の現場でも活かされています。UNHCRは、新型コロナウイルスから難民・国内避難民などを守るため、各国の対応を率いる政府と密接に連携しています。それぞれの国の予防・対応策にすべての人が含まれるよう促し、医療、水、衛生などのサービスの強化に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症におけるUNHCRの主な援助活動
緊急救援活動
シェルター設備や主要な緊急援助物資の配布。緊急支援物資の空輸や隔離エリアの設置など、可能な限り受け入れコミュニティでの公衆衛生の対策強化。安全な水の確保、医療システムの整備、衛生用品の配布。感染地域のモニタリング。手洗い、ソーシャル・ディスタンス、感染者の隔離、医療へのアクセスなどに関するガイダンスや信頼性のある情報の提供。
保護
ロックダウン等の影響で国境が閉鎖がされても、故郷を追われ避難する人々が適切に保護され、彼らの人権が尊重されるよう受入国等に周知。またロックダウン後、増加傾向にある性暴力の被害から難民を守るため、戸別訪問やオンライン相談窓口の設置。
現金給付
ロックダウンの影響で収入源を失った難民を対象とした現金給付支援の実施。