活動地域
南スーダン
南スーダン全土への紛争の拡大、厳しい貧困と飢餓、そして気候変動による洪水等の自然災害により、多くの人々が避難を強いられています。また、隣国スーダンでの武力衝突により、スーダンに避難していた南スーダン難民の多くが帰還を強いられています。
228万6900人以上
難民・庇護希望者(2024年7月現在)
17万3100人以上
スーダンから逃れた難民(2024年8月現在)
60万3200人以上
スーダンから帰還を強いられた南スーダン難民(2024年8月現在)
南スーダン危機について
2011年、長い戦闘を経て独立し、世界で一番新しい国となった南スーダン共和国。しかし、2013年12月に再び民族対立が始まって以降は内戦状態となり、2016年7月に政府と反政府勢力との間で新たな衝突が発生してから、緊張状態が続き、アフリカ最大規模の難民危機と称されるようになました。
南スーダンからの難民は、周辺国のウガンダをはじめ、エチオピア、スーダン、ケニア、コンゴ民主共和国、中央アフリカ共和国といった貧しいコミュニティが受け入れており、援助活動がひっ迫しています。 また、周辺国でも暴力行為、干ばつ、誘拐、性暴力等が報告されており、国内外で厳しい情勢が続いています。
2023年4月、スーダンで武力衝突がぼっ発以降、同国に避難していた多くの南スーダン難民が帰還を強いられ、国境での受け入れ等、厳しい状況が続いています。
→ スーダン危機につきましてはこちら
南スーダンにおけるUNHCRの主な援助活動
緊急救援活動
シェルターをはじめ、水やマット、毛布、食料、調理器具など生活必需品の提供。
保健
避難してきた子どもや妊産婦への栄養失調の検査。ヘルスクリニックの開設・運営。
保護サービスの提供
性暴力の被害者への心身のケア、保護者と離ればなれになった子どもの保護、再会支援など。
現金給付
難民の各家族のニーズに沿った利用が可能となる現金給付の実施。
南スーダンの問題について、
さらに理解を深めましょう。