自然環境が厳しいなかで必要不可欠な保温性の高い毛布
公開日 : 2015-08-14
いのちを守る毛布
元旦に猛烈な吹雪がレバノンの東部にあるベッカー高原を包み込む中、サーレハの妻のアマルは再び出産をしました。
今回は三つ子を出産したのですが、アマルは出産後に亡くなってしまいました。仮設テントの住居に家族とともに住んでいる難民たちは、三つ子の面倒を見るのを手伝おうと、サーレハのもとに集まりました。
UNHCRのパートナー団体は、生まれたばかりの三つ子たちにミルク、オムツ、ベビーベッド、そして毛布を提供しています。それに加え、冬に暖房がつけられる大きなテントを現在建設しています。
「UNHCRからの援助がなかったら私たちはどうなっていたことでしょう」サーレハが新しく産まれた男の子たちを毛布にくるみながら言いました。