難民に関する本をご紹介します

公開日 : 2020-09-16

本表紙:せんそうがやってきた日

せんそうがやってきた日
ニコラ・デイビス 作 レベッカ・コッブ 絵 長友恵子 訳
鈴木出版 刊
2016年、イギリスで、親を失った3000人の難民の子どもの受け入れが拒否され、同時期に椅子がないという理由で、難民の女の子が入学を断られました。それをきっかけに、二コラ・デイビスさんが書いた詩が絵本に。ある日突然、日常を奪われ、難民になるということ。それがどういうことなのか、「難民」という言葉は出てこないのに、大人も子どもも感じることができます。

 

本表紙:グレタのねがいグレタのねがい 地球をまもり 未来に生きる
ヴァレンティナ・キャメリ二 著
杉田七重 訳 増田ユリヤ 解説
西村書店 刊
2018年、スウェーデンの夏は記録的な暑さとなり、多数の森林火災が発生。「もう放っておけない」。当時15歳のグレタは、地球温暖化を食い止めるための行動を政府に迫るために、国会議事堂にむかいストライキを開始。気候変動に立ち向かおうと世界の人々に呼びかけるグレタのねがいと勇気、そして決意の物語。

 

本表紙:難民になったねこ クンクーシュ難民になったねこ クンクーシュ
マイン・ヴェンチューラ 文 ベディ・グオ 絵
ヤズミン・サイキア 監修 中井はるの 訳
かもがわ出版 刊
難民家族とはぐれた猫がボランティアの力で再会を果たすドキュメンタリー。子どもに親しみやすい猫を通じ難民問題を心で感じる絵本。帯とあとがきにダーク・へベカーUNHCR駐日代表がメッセージを寄せています。

 

本表紙:世界の難民をたすける30の方法世界の難民をたすける30の方法
滝澤三郎 編著
合同出版 刊
難民生活の実際、当事者の声を通じて、難民問題を理解し、支援の具体的なアクションを起こすための世界と日本の難民支援を知る・考える・調べるための30のヒント。

 

表紙:海を渡った故郷の味海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders
認定NPO法人 難民支援協会 発行
ミャンマー、イラン、クルド、エチオピアなど世界15の国・地域から45の家庭料理を集めた日・英併記のレシピ本です。
実は、作り手は世界中から日本に逃れてきた難民たち。彼らの故郷の家庭料理を、日本にある材料で簡単に作れるよう再現されています。

 

本表紙:日本と出会った難民たち日本と出会った難民たち 生き抜くチカラ、支えるチカラ
根本かおる 著
英治出版 刊
私たちは、彼らのことを知らなすぎた。――ミャンマーから、トルコから、アフリカから、故国を逃れて来日し、日本でも厳しい環境に置かれながらもたくましく生き抜く難民たちの姿と、周囲で支える日本人たちの姿に迫る、渾身の一作です。

 

本表紙:ふるさとをさがしてふるさとをさがして~難民のきもち、寄り添うきもち~
根本かおる 著
学研教育出版 刊
難民キャンプで難民たちと触れ合ってきた筆者が、ブータン難民の少女の暮らしを通して、難民の問題をわかりやすく伝えるとともに、日本の企業や個人の支援活動を紹介し、いま日本に生きる子どもたちに何ができるかを考えます。

 

本表紙:ブータン「幸福な国」の不都合な真実ブータン「幸福な国」の不都合な真実
根本かおる 著
河出書房新社 刊
UNHCR職員として難民支援に携わった著者が、ブータンは本当に「幸福な国」なのか、20年以上も抱え続ける大きな問題とは何か、問いかけます。

 

本表紙:サンタになった魔法使いサンタになった魔法使い ~ドクター・カナイと仲間たち~
綱島洋一 文 阿部夕希子 絵 矢口以文 訳
中西出版 刊
1983年より社員による視力支援ミッションを難民キャンプに派遣し、12万組以上のメガネを難民へ寄贈してきた富士メガネの活動を描いた絵本。金井昭雄代表取締役会長・社長兼任は、2006年にナンセン難民賞を日本人で初めて受賞しました。

 

本表紙:プロフェッショナル 仕事の流儀」決定版 人生と仕事を変えた57の言葉「プロフェッショナル 仕事の流儀」決定版 人生と仕事を変えた57の言葉
NHK「プロフェッショナル」制作班 著
NHK出版 刊
UNHCR職員の高嶋由美子が、2008年ウガンダ赴任時に、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演しました。
2011年3月に放送されたNHK「言葉のチカラSP・プロフェッショナルに勇気をくれた言葉」でも再度登場し、難民支援のきっかけ、現在も大切にしている勇気をくれた言葉についてのエピソードが紹介されています。

 

本表紙:世界最悪の紛争「コンゴ」世界最悪の紛争「コンゴ」―平和以外に何でもある国―
米川正子 著
創成社新書 刊
UNHCRのスタッフとしてコンゴ民主共和国での人道支援に携わった著者が、現地での実体験を通し、コンゴ紛争の現状を語ります。

 

本表紙:風に舞いあがるビニールシート風に舞いあがるビニールシート(第135回直木賞受賞作品)
森絵都 著
文芸春秋 刊
表題の短編でUNHCRの職員が主人公となっています。
NHKでドラマ化され、2009年5月30日~7月4日にかけて放送されました。

 

本表紙:ほんのすこしの勇気からほんのすこしの勇気から 難民のオレアちゃんがおしえてくれたこと
国連UNHCR協会ボランティア・絵本プロジェクトチーム 製作
国連UNHCR協会 監修
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所 協力
求龍堂 刊
本書の印税はすべて国連UNHCR協会に寄付され難民援助活動に使われます。

 

本表紙:ほんのすこしの勇気から紛争と難民 緒方貞子の回想
緒方貞子 著
集英社 刊

 

本表紙:緒方貞子 難民支援の現場から緒方貞子 難民支援の現場から
東野真 取材・構成
集英社新書 刊

 

本表紙:私の仕事 国連難民高等弁務官の十年と平和の構築私の仕事 国連難民高等弁務官の十年と平和の構築
緒方貞子 著
草思社 刊
UNHCR退官後、初めてまとめられた待望の著書です。UNHCR時代から雑誌『外交フォーラム』に掲載された日記、インタビュー、さらにアフガニスタン復興支援国際会議前後のスピーチなどによって構成されています。

 

本表紙:私の仕事道私の仕事道
福沢恵子 監修 日本能率協会マネジメントセンター 編
元国連UNHCR協会事務局長 根本かおるが、難民支援に携わるようになった経緯や支援現場における組織マネージメントなどについて語っています。

 

本表紙:アンジェリーナ・ジョリー 思いは国境を越えてアンジェリーナ・ジョリー 思いは国境を越えて
アンジェリーナ・ジョリー 著 中西絵津子 翻訳
産業編集センター 刊
オスカー女優であるジョリーがUNHCR親善大使として難民キャンプを訪問した様子を自ら綴ったドキュメント。

 

本表紙:アフガニスタン祈りの大地アフガニスタン祈りの大地
千田悦子 著
清流出版 刊
生き延びるのに精一杯だった この人たちのことを忘れてはいけない!
タリバン政権下でUNHCRカンダハール事務所に勤務していた著者のアフガン体験記。

 

本表紙:国際緊急人道支援国際緊急人道支援
内海成治・中村安秀・勝間靖 編
ナカニシヤ出版 刊
UNHCR駐日事務所 広報アドバイザー 千田悦子が、第Ⅱ部 国際緊急人道支援の組織と活動の「4 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」を執筆しました。

 

本表紙:国境という現場から国境という現場から
国連職員として難民支援に携わった日
杉原たみ 著
文芸社 刊

 

本表紙:こころの座標軸こころの座標軸
犬養道子 著
婦人の友社 刊
UNHCR「みどり1本」運動の提唱者である著者が難民支援の中で色々な体験をしたエッセイ集。

 

本表紙:ママ・カクマママ・カクマ 自由へのはるかなる旅
石谷敬太 編 石谷尚子 訳
評論社 刊

 

本表紙:世界と恋するおしごと:国際協力のトビラ世界と恋するおしごと:国際協力のトビラ
山本敏晴 文・写真
小学館 刊

 

本表紙:貧しさをなくしたい貧しさをなくしたい(14歳になったら考える地球を救う仕事 2)
くさばよしみ 編著
汐文社 刊

 

本表紙:彼女の夢みたアフガニスタン彼女の夢みたアフガニスタン
海外医療救援で活躍する医師が写したアフガニスタン

山本敏晴 写真・文
マガジンハウス 刊

 

本表紙:アフガニスタンの少女、日本に生きるアフガニスタンの少女、日本に生きる
虎山ニルファ 著
草思社 刊

 

本表紙:生かされて。生かされて。
イマキュレー・イリバギザ、スティーヴ・アーウィン 著 堤江実 訳
PHP研究所 刊
1994年、ルワンダ。100日間で100万人のツチ族が虐殺された。トイレの隅で神との対話を力に生き抜いた女性の衝撃の手記。

 

本表紙:ふるさとをはなれた種はふるさとをはなれた種は
田中章義 うた きたやまようこ 絵
教育画劇 刊
故郷を離れた種が難民となった人々を想起させます。
この絵本の売上の一部はUNHCRの難民の子どもたちの援助活動に寄付されます。

 

本表紙:母さん、ぼくは生きてます母さん、ぼくは生きてます
アリ ジャン 著 池田香代子 訳
マガジンハウス 刊
アフガニスタンを追われ、日本にたどり着いたアリ・ジャン青年の不安と家族や故郷への思いを綴った一冊。

 

表紙:この地球を生きる子どもたちすずき出版の海外児童文学シリーズ この地球を生きる子どもたち
アリス・ミード 作 横手美紀 訳
むかいながまさ 絵
すずき出版 刊

 

本表紙:はばたけ!ザーラはばたけ!ザーラ 難民キャンプに生きて
コリーネ・ナラニィ 作 野坂悦子 訳 トム・スコーンオーヘ 絵
すずき出版 刊

 

本表紙:「未来」をください 世界の難民の子らに、希望の光を「未来」をください 世界の難民の子らに、希望の光を
小学館 刊
世界10地域26人の子供達が、難民として凄惨な状況に至った経偉を紹介。

 

本表紙:アフガニスタンに平和の礎をアフガニスタンに平和の礎を:人々の生活再建に奔走する日本人たち
JICA研究所アフガニスタン・プロジェクト・チーム 著
丸善出版株式会社 刊
2001年末にアフガニスタンでタリバン政権が崩壊して以来、日本はその復興を積極的に支援してきました。この本では、人々が生き残るための「緊急人道支援」から、新しい国の基礎づくり、発展のための支援、未来を支える人材の養成まで、パートナーとして奔走した日本人の活躍を紹介しています。実際にアフガニスタンで活動した当事者たちだからこそ書ける、ありのままの現場での困難や、それを乗り越えた喜びがストレートに伝わるドキュメントです。

 

難民の?(ハテナ)がわかる本
木下理仁 著
太郎次郎社エディタス 刊
ティーン向け「ハテナシリーズ」第3弾。世界の難民・避難民は1億人。いったいなぜ? それは遠い国の出来事なんだろうか。日本にも難民はいる? もし、キミが難民になったら? そもそも難民って、なに?──身近な疑問から世界のリアルがわかる本。

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