出張授業/学習訪問を受付中
公開日 : 2017-09-15
国連UNHCR協会では、学校の授業や行事を対象にしたUNHCRや難民、国際協力についての「出張授業(出前授業)」を行っています。
また、社会科見学や修学旅行、研修旅行などの一環としての「学習訪問」で当協会においでいただき、学びを深めていただくこともできます。
難民のことをより身近に自分事として捉え、アクティブラーニング等さらなる学習につなげていただくために、ぜひご活用ください。
すでにこれらをきっかけにさらなる学びを深められた実践例も数多くございます。
「出張授業(出前授業)」や「学習訪問」をご検討中の先生方は、まずはお気軽にご相談ください。
※直接お伺いしての出張授業や学習訪問の実施が困難な学校には、オンラインでも対応を行っておりますので、ぜひご相談くださいませ。
・国連UNHCR協会教育プログラムフライヤーPDF(ダウンロード/352KB)
出張授業
概要
学校の授業や全校行事などに講師を派遣しています。
教科指導や「総合的な学習の時間」の一環として、また文化祭の発表のための事前学習や全校集会、大学の授業やゼミで、難民を取り巻く問題やUNHCRの活動などをテーマに講演ができます。
また、当協会が開発した参加型ワークショップ『いのちの持ち物けんさ』『あるものないものワークショップ』『サトちゃんの大切なもの』を行うこともできます。
上記ワークショップは、当協会と連携している学生団体SOARのメンバーが主に行っております。
学生団体SOARウェブページにおいて直接承ることもできますが、複合的なものをご希望の場合などは、当協会担当までご相談ください。
『いのちの持ち物けんさ』
【喪失の疑似体験】を通じて生まれる【自分への気づき】を元にして、難民の人たちの心の痛みに寄り添うために「自分にできることは何か」を考えるきっかけをつくること、難民について知ってもらうことを目的としたワークショップ。付箋とワークシートを使用したグループワークで、中高生以上推奨。幅広い気づきを生むことができます。
⇒ 実践例はこちら
『あるものないものワークショップ』
難民の人々の現状に関する写真から、【難民にないもの】【難民にはあって私たちにないもの】【難民にも私たちにもあるもの】について考え、自分たちや日本の社会が、現在そして未来においてできることを導き出していくワークショップ。小学校高学年から中学生推奨。課題への出会いを創出できます。
⇒ 実践例 はこちら
『サトちゃんの大切なもの』
アニメ「難民「サト」のものがたり」の登場人物の動きや表情から、当たり前のように感じている日常が戦争によって奪われていることを知り、自分たちにできることを塗り絵などのツールをとおして考えていくワークショップ。
幼稚園年長から小学校中学年推奨。
⇒実践例はこちら
時間・費用について
時間については、随時ご相談させていただきます。
費用につきましては、原則として、主催者の方に旅費・交通費のご負担をお願いしています。
当協会は謝礼金を受け取ることが出来ませんので、ご寄付をご検討いただけますと幸いです。
特に学校現場においては、講演をきっかけに児童・生徒の皆様方の発意による募金が実現することにより、道徳的且つ実践的な活動の経験を創出していきたいと考えております。
※学校での規定や遠方ゆえに調整が必要な場合などございましたらご相談ください。
申込方法
まず「講演依頼申請書フォーム(Excelファイル)」をダウンロードして、必要事項をご記入の上、メール(不可能な場合はFAX可能)でお申込みください。講師や日程を調整して折り返しご連絡させていただきます。
お申込先は、school@japanforunhcr.org (FAX:03-3499-2273)
「講演依頼申請書フォーム」Excelファイル(ダウンロード/14.0KB)
「講演依頼申請書フォーム」PDFファイル(ダウンロード/83.0KB)
学習訪問
概要
当協会においでになっていただき、これまでに難民やUNHCRについて学習したことについて発言していただきながら、講師が質問に答えるなど、さらなる学びを深めていく時間を一緒につくっていきます。
おいでいただく人数は原則4~20名で承ります。20名を超える場合は、近隣の有料会議室などを確保していただくことがありますので、別途ご相談ください。
時間・費用について
時間は、原則60分で承っておりますが、随時ご相談させていただきます。
費用につきましては特に不要ですが、児童・生徒のみなさんによる自主的な募金活動を通してのご寄付をご検討いただけますと幸いです。
申込方法
まず「学習訪問申込書フォーム(Excelファイル)」をダウンロードして、必要事項をご記入の上、メール(不可能な場合はFAX可能)でお申込みください。講師や日程を調整して折り返しご連絡させていただきます。
お申込先は、school@japanforunhcr.org (FAX:03-3499-2273)
「学習訪問申込書フォーム」Excelファイル(ダウンロード/12.1KB)
「学習訪問申込書フォーム」PDFファイル(ダウンロード/73.2KB)
【お問い合わせ】
国連UNHCR協会 広報啓発事業担当(天沼)
Email:school@japanforunhcr.org
TEL:03-4366-7373 FAX:03-3499-2273
〒107-0062 東京都港区南青山6-10-11 ウェスレーセンター3階
【講師紹介】
天沼 耕平(あまぬま こうへい)
東京学芸大学教育学部卒業後、淑徳中学高等学校において3年間社会科教員として勤務。その後、児童養護施設の指導員や開発系NGOの職員などの経験に加え、熊本県の農業法人において農業にも携わる。
2012年に国連UNHCR協会に入職し、「国連難民支援プロジェクト」関東エリアマネージャーを経て、現在は広報啓発事業 / 難民高等教育プログラム担当。
出張授業は、主に東日本を担当。
中学時代から柔道を続けている。2017年5月に、難民を多く受け入れているエチオピアとレバノンを探訪。
芳島 昭一(よしじま しょういち)
関西外国語大学英米語学科卒。在学中カリフォルニア州立大学チコ校に1年間交換留学。
卒業後は民間企業営業マンを経て、在フィジー日本国大使館、青年海外協力隊(インドネシア/村落開発)、外務省国際協力局政策課、国際NGOプロジェクト・マネージャー(ザンビア駐在)、同NGOによる東日本大震災緊急支援、JICAインドネシア事務所や各種プロジェクト事務所などで約25年間にわたり国際協力事業に従事。
2017年2月に国連UNHCR協会に「国連難民支援プロジェクト」関西エリアマネージャーとして入職し、同法人担当を経て、現在は広報啓発事業 / 難民高等教育プログラム担当。
また、JICA事業に携わりながら、2007年に東京外国語大学大学院博士前期課程を修了(国際学修士号)し、その後イギリスにも半年間留学。海外滞在経験は計5か国約16年間。
出張授業は、主に西日本を担当。
インタビューは近日掲載予定。
【参考】
※「難民についての授業の広場」はこちら
※「学生団体SOAR」について詳しくはこちら
(2017年7月9日の「第2回学生団体総選挙」キャリア・教育部門でグランプリを受賞!)
※「教育機関・自治体による取り組み」について詳しくはこちら
※「ご寄付でできること」について詳しくはこちら