第18回難民映画祭・トークイベント
第18回難民映画祭では、 上映作品の背景にある社会や難民問題について理解を深めていただけるよう、劇場開催(東京)では映画上映後にトークイベントを予定しています。また、3回にわたるオンラインセミナーも企画しました。皆様のご参加をお待ちしております!
公開日 : 2023-11-10
劇場開催(東京)でのトークイベント
要事前申込、定員に達し次第締め切ります。(トークイベント部分だけのご参加はご遠慮ください。)
2023年11月23日(木・祝)13:00 会場:カナダ大使館 / オスカー・ピーターソン シアター【東京】
映画「心の涙をことばにして~今を生きる子どもたち」上映後に30分のトークイベントを予定しています。

ゲストスピーカー 可部州彦(かべくにひこ)
カリフォルニア州政府(米国)で、移民・難民の背景を含む母子の経済的自立支援策(CalWORKsプログラム)担当として就労支援のキャリアをスタート。現在、シリア難民に対するJICAシリア平和への架け橋・人材育成プログラム:JISRで副統括として、主に就労支援を担当する。また、認定NPO法人難民支援協会の理事・定住支援部マネージャー、内閣官房の第三国定住による難民の受入れ事業の対象拡大等に係る 検討会有識者委員、そして明治学院大学教養教育センター非常勤講師・付属研究所研究員として同校のボランティア学7・8(グローバル社会・市民活動)、一般社団法人Welcome JAPANの理事を務める。
2023年11月23日(木・祝)16:30 会場:カナダ大使館 / オスカー・ピーターソン シアター【東京】
映画「私は歌う~アフガン女性たちの闘い~」上映後に30分のトークイベントを予定しています。※この回は申込が定員に達したので締め切りました。

ゲストスピーカー 大井綾子(おおいあやこ)
独立行政法人国際協力機構(JICA) アフガニスタン事務所次長。大学卒業後、日本テレビ報道局勤務。退職後、イギリスInstitute of Development Studiesでガバナンスと開発修士号取得。UNDP東ティモール事務所で国内避難民の帰還支援、在アフガニスタン日本大使館で地方復興支援に従事。国際協力機構(JICA)入構後は、人間開発部、南スーダン事務所、アフリカ部等で勤務し、2022年7月から現職
2023年11月25日(土)13:00 会場:シダックスカルチャーホール【東京】
映画「南スーダンで生きる~ある家族の物語~」上映後に30分のトークイベントを予定しています。

ゲストスピーカー 花谷 厚(はなたにあつし)
JICA緒方貞子平和開発研究所主任研究員兼ガバナンス・平和構築部平和構築室シニア・スペシャリスト(難民・避難民対応)。民間コンサルタント会社勤務を経て1989年に国際協力事業団(当時)入団。ケニア、タンザニア、南スーダン、ウガンダに勤務。2005年から2007年の間、独立前の南スーダンを含むスーダン支援に関わった後、2011年7月の南スーダン独立記念式典参加、その後2013年12月の武力衝突発生による国外退避まで南スーダン事務所長として勤務。2014年以降、ウガンダにおける南スーダン難民を中心とする難民支援に関与。学術博士。著書として「人道と開発をつなぐ―アフリカにおける新しい難民支援のかたち」(佐伯コミュニケーションズ)、編著として”Crisis Management Beyond the Humanitarian-Development Nexus”(Routledge)。
2023年11月25日(土)16:00 会場:シダックスカルチャーホール【東京】
映画「マインド・ゲーム~自分の道を信じて~」上映後に30分のトークイベントを予定しています。

ゲストスピーカー 南 雅和(みなみまさかず)
1968年ベトナムに生まれる。14歳のときに1人で祖国を逃れ、木造船に乗って日本にたどり着く。ベトナムを出て数日間洋上をさまよい、食料も水も尽きかけたときに沖縄水産高校の実習船に助けられ、インドシナ難民として日本に定住。現在は、東京都千代田区でベトナム料理店「イエローバンブー」を経営。ベトナム名はジャン・タイ・トゥアン・ビン。日本名は日本国籍の取得を機に、犬養道子さんが名付けた。南ベトナム出身の「南」に、平和な日本で生きてほしいとの希望を込めて「雅和」としたという。
オンラインセミナー(全3回)
要事前申込、参加無料、Zoomを使用します。お好きな回にご参加いただけます。
【第1回】『アフガニスタンの女性と子どもたち』 11月16日(木)20:00

ゲストスピーカー 高嶋由美子・UNHCRイラン事務所代表
1999年から現在まで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR:The Office of the United Nations High Commissioner for Refugees)ジュネーブ本部、タイ、アフガニスタン、イラン、シリア、スーダン、ケニア、ウガンダ、アフガニスタン事務所に勤務。UNHCR緊急支援ミッションとして東ティモール、カンボジア、ミャンマー、パキスタン、南スーダン、ウガンダ、ヨルダンに参加。また、独立行政法人国際協力機構(JICA)及び国連UNHCR協会(Japan for UNHCR)に出向。2023年8月より現職。
【第2回】『南スーダン~平和への道のり』 11月21日(火)20:00

ゲストスピーカー 阿阪奈美・UNHCR駐日事務所副代表(法務担当)
法律事務所(企業法務)にて5年、(公財)アジア福祉教育財団 難民事業本部にて2年勤務後、2008年にJPOとしてUNHCR南スーダン・ジュバ事務所に派遣され、准保護官として約2年勤務。その後ヨルダン、タイ、エチオピア、スーダンの事務所にて難民や国内避難民の保護、自主的帰還、帰還民の再統合などの事業に従事。2022年3月より現職。
【第3回】『世界の難民情勢とUNHCRの活動』 11月28日(火)20:00

ゲストスピーカー 中村 恵 / 国連UNHCR協会・事務局長特命(渉外担当)
外資系企業勤務を経て、1989年に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に就職。ジュネーブ本部、駐日事務所広報室を経て、ミャンマーにて援助現場での活動に従事し、2000年末に退職。NPO法人国連UNHCR協会の設立(2000年10月)に関わり、これまで職員として勤務。2022年2月に著書『難民に希望の光を 真の国際人緒方貞子の生き方』刊行。