難民をテーマとした映画を通じて、日本社会で共感と支援の輪を広げていくことを目的とした映画祭です。世界各地で今まさに起きている難民問題 ー 1人ひとりの物語をお届けします。
新着情報
2023年11月30日
・18:00で申込受付終了しました
2023年11月28日
・上映作品インタビュー記事を公開(
監督インタビュー『シャドー・ゲーム ~生死をかけた挑戦~』『マインド・ゲーム ~自分の道を信じて~』
2023年11月13日
・上映作品紹介記事を公開(
映画特別解説『シャドー・ゲーム ~生死をかけた挑戦~』『マインド・ゲーム ~自分の道を信じて~』
2023年11月10日
・第18回難民映画祭・トークイベント 情報公開・お申込み開始
2023年11月07日
・【UNHCR親善大使 MIYAVI&広瀬すずさんがサプライズ登場!】11/6(月)オープニング上映イベント開催報告
2023年10月25日
2023年10月18日
・上映作品紹介記事を公開(安田女子大学、学生ボランティアによる制作)
2023年10月12日
難民映画祭について
紛争や迫害で家を追われた人の数は、1 億 1,000 万人―
日本に暮らす私たちがほぼ一人残らず家を追われてしまう、
それほどの規模で、今この瞬間も増え続けています。
あまりにも大きな数字の中にいるのは、
家族を大切に思い、ささやかな幸せを願う、私たちと何ら変わらない一人ひとりです。
ある日突然「難民」と呼ばれるようになった人たちにも、
かけがえのない人生があることを知ってほしい。
映画を通じて、日本各地に支援の輪を広げたい。
そんな思いから、2006 年に「難民映画祭」は始まりました。
困難を生き抜く人間の力強さ、そして希望を伝える珠玉の作品を、
オンライン配信と劇場上映のハイブリッドでお届けいたします。
一人でも多くの難民が、難民でなくなる日を願って。
上映作品
ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦 日本初公開
ベネズエラ出身の指揮者グスターボ・ドゥダメルは、ロサンゼルス・フィルハーモニックなどの名門交響楽団を率いて、"奇才 "の名をほしいままにしていた。本作は2017年、ベネズエラの政治的・経済的な争いにより、ドゥダメルが計画していた同国最高峰の青少年オーケストラ、シモン・ボリバル交響楽団のツアーが中止されるところから始まる。ドゥダメルはベネズエラを去り、オーケストラのツアーも中止となり、ボリバルの若いメンバーはベネズエラの街頭で何百万人ものデモ隊に加わることになる。しかし、ドゥダメルは音楽家たちが演奏できるよう闘い続け、国際的なコンサートを開催した。
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" こんな人にオススメ!"
・クラシック音楽が好きな方
・音楽の力が青少年の育成に役立つ実例に関心がある方
全米脚本家組合(アメリカ):2023年WGA賞(スクリーン)ドキュメンタリー脚本部門ノミネート
ドキュメンタリー / 2022年 / 99分 / スペイン語(日本語・英語字幕)/ 原題:¡Viva Maestro! / 監督:Ted Braun
11月6日(月)18:00 TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京) ※定員に達したためお申し込みは締め切りました。
(※外部サイト(Peatix)へ移動します。)
心の涙をことばにして ~今日を生きる子どもたち~ 日本初公開
ケベックには、言葉にできない恐怖を体験した子どもたちがいる。戦争や暴力から逃れてきた難民である彼らは、通常の生活に適応しなければならない。一度は自分の存在意義を見失った子どもたちが、再び意味を見出すにはどうしたらいいのか。それぞれの事情を抱えた子どもたちは、どのように学校生活に溶け込めばいいのか。紛争に関連するトラウマを専門とする心理学者ガリン・パパジアン・ゾラビアンは、かつて経験したアルメニア人虐殺とレバノン内戦の記憶を背負い、ケベック州の学校の教師たちに、教室にやってくる難民の心理社会的問題に対処するためのトレーニングを行っている。
▶作品のレビューはこちら
" こんな人にオススメ!"
・辛い経験をした人たちとの向き合い方を模索している方
・心理社会的問題に対処するための研修の様子を知りたい方
・子どもたちが紛争や暴力によって受ける影響について関心のある方
ドキュメンタリー / 2022年 / 75分 / フランス語(日本語・英語字幕)/ 原題:Unspoken Tears (Trauma Through Words) / 監督:Hélène Magny
11月23日(木・祝)13:00 カナダ大使館(東京) ※定員に達したためお申し込みは締め切りました。
" こんな人にオススメ!"
・アフガニスタンの社会や音楽に興味のある方
・女性の社会進出と課題に関心がある方
サウンドトラック・ケルン:2023年最優秀音楽ドキュメンタリー賞
ナッシュビル映画祭:2022年最優秀音楽ドキュメンタリー賞
ドキュメンタリー / 2022年 / 90分 / ダリ語(日本語・英語字幕)/ 原題:And Still I Sing/ 監督:Fazila Amiri
11月23日(木・祝)16:30 カナダ大使館(東京)※定員に達したためお申し込みは締め切りました。
(※外部サイト(Peatix)へ移動します。)
南スーダンで生きる ~ある家族の物語~ 日本初公開
東アフリカで、レベッカ・ニャンデン・デ・マビオールは、南スーダンの母として知られている。夫は故ジョン・ガラン・デ・マビオール。2011年の独立以降も、南スーダンは内戦に明け暮れてきたが、脆弱な和平合意によって、国の不安定な状況に対して何かできる可能性が出てきた。ニャンデンの娘であるアクオルとニャンクイルは、避難先で生まれ育った自分たちが南スーダン人と呼ばれることの意味を理解するのに苦労する。アクオルは、カメラの向こう側から母と妹を追うことを決意。この作品の核には、家族と国を調和させようとする3人の女性の葛藤を描いた世代を超えた対話がある。
▶作品のレビューはこちら
" こんな人にオススメ!"
・南スーダンの歴史と現状について知りたい方
・数々の賞を受賞したこの映画の女性監督(本人も出演)をもっと知りたい方
ベルリン国際映画祭:2022年パノラマ観客賞ノミネート
サンフランシスコ国際映画祭:2022年ゴールデンゲート賞ノミネート、最優秀長編ドキュメンタリー映画賞
アフリカン・ムービー・アカデミー賞:2022年ノミネート、最優秀ドキュメンタリー賞、他
ドキュメンタリー / 2022年 / 83分 / 英語、アラビア語、ディンカ語(日本語・英語字幕)/ 原題:No Simple Way Home / 監督:Akuol de Mabior
11月25日(土)13:00 シダックスカルチャーホール(東京)
(※外部サイト(Peatix)へ移動します。)
マインド・ゲーム 〜自分の道を信じて〜 日本初公開
2021年難民映画祭の上映作品「シャドー・ゲーム 〜生死をかけた挑戦~」の続編。タリバンに父親を殺されたサジド・カーン・ナシリ(通称SK)は15歳のとき、単身アフガニスタンを脱出。苦難に満ちた2年間の旅を、スマホのカメラで記録した。一人旅の未成年者が西ヨーロッパで保護を求める命がけの旅を、彼らは「ゲーム」と呼ぶ。撮影した映像や、映像作家へのメッセージで、彼は自分の歩みを記録する。SKは、ヨーロッパに行けば、学校に通い、新生活を始められると信じていたが、庇護を求めてベルギーに到着してからも、数か月間にわたる「マインド・ゲーム」に耐える日々が始まる。
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" こんな人にオススメ!"
・2021年に「シャドー・ゲーム ~生死をかけた挑戦~」をすでに鑑賞した方
・前向きな気持ちを持ち続けることの意味を模索したい方
・ヨーロッパを目指す難民がどのような旅路を経ているのかについて関心がある方
ドキュメンタリー / 2022年 / 61分 / 英語(日本語字幕)/ 原題:THE MIND GAME / 監督:Sajid Khan Nasiri, Eefje Blankevoort, & Els van Dri
11月25日(土)16:00 シダックスカルチャーホール(東京)
(※外部サイト(Peatix)へ移動します。)
シャドー・ゲーム ~生死をかけた挑戦~
紛争で荒廃した国を逃れた10代の若者たちが、保護とより良い生活を求めてヨーロッパの国境を越えようとしている。彼らの危険な旅路は、地雷原、密入国業者、国境警備員などの困難をくぐり抜けながら、数か月から数年にも及ぶ。彼らは、国境を越えることを痛烈な皮肉をこめて「ゲーム」と呼ぶ。ヨーロッパ中にフェンスが設置され、国境を越えて最終目的地に到達することは、かつてないほど困難になっている。彼らは直面する数々の障害を乗り越えられるのか?そして彼らは安住の地を見つけることができるのか?3年にわたって撮影され、また一部は主人公自身によって撮影された渾身のドキュメンタリー。UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021 (第16回難民映画祭)の上映作品。
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" こんな人にオススメ!"
・続編の「マインド・ゲーム~自分の道を信じて~」を鑑賞した方、または、鑑賞前に先に見ておきたい方
・困難に立ち向かい続ける現実を追体験する勇気のある方
グローバル・シネマ・フィルム・フェスティバル・オブ・ボストン(GCFF):2022年最優秀映画編集賞
国際人権映画祭:2021年ジュネーブ国際ドキュメンタリー映画祭 グランプリ
プリ・ヨーロッパ(Prix Europa):2021年最優秀ヨーロッパTVドキュメンタリー賞
ドキュメンタリー / 2021年 / 90分 / 英語(日本語字幕)/ 原題:SHADOW GAME / 監督:Eefje Blankevoort & Els Van Driel
(※外部サイト(Peatix)へ移動します。)
短編動画をまずご鑑賞ください!
(※オンライン鑑賞のための視聴環境に問題がないかをご確認いただくことができます)
リスト:彼らが手にしていたもの(約10分、鑑賞無料)
迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは?
彼らのリストを通じて、一人ひとりのストーリーが見えてくる。言葉の持つ力や、言葉の奥に込められた難民の思いを汲み取りながら、原題「What They Took With Them: a List」の原作者であるジェニファー・トクスヴィグと共に、原作に込められた意図を理解し、一言一句丁寧に、長い時間をかけて翻訳作業を行い、日本語版の詩が完成。原作の持つ世界観を壊さぬよう、テンポやリズム、間を大切にしながら、収録された緊迫感のある映像は、きっと観る人の心を突き動かす。
オンライン開催
2023年11月6日(月)10:00~11月30日(木)23:59
東京開催
11月6日(月)
18:00~ 「ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦」
(会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
11月23日(木・祝)
13:00 「心の涙をことばにして ~今日を生きる子どもたち~」
16:30 「私は歌う ~アフガン女性たちの闘い~」
(会場:カナダ大使館 / オスカー・ピーターソン シアター)
11月25日(土)
13:00 「南スーダンで生きる ~ある家族の物語~」
16:00 「マインド・ゲーム 〜自分の道を信じて〜」
(会場:シダックスカルチャーホール)
■鑑賞方法
1作品からお申込みいただけます。
※ 鑑賞したい作品の申込みボタンから、チケット販売サイト「Peatix」にてお申込みください。
※【オンライン開催】 登録のメールアドレスにお送りする鑑賞用URLからご鑑賞ください。
【東京開催】 当日劇場スタッフに、チケット画面をお見せください。
※お申し込みいただける方は日本在住の方に限ります。
■受付開始と参加費
受付開始
2023年10月12日(木)10:00よりこの公式ページにて予約受付開始。
※【オンライン開催】11月30日(木)18:00まで受付。
【東京開催】 先着順で、定員に達し次第締め切ります。
参加費
オンライン鑑賞、劇場鑑賞ともに、1作品につき(A)寄付つき鑑賞(1000円)または(B)無料鑑賞、から選択してお申込みください。
オンライン鑑賞で6作品まとめて申込む場合は、(A)寄付つき鑑賞(3000円)または(B)無料鑑賞になります。
※本映画祭は、企業・団体・個人の皆様のご寄付やご協力によって運営されていますので、寄付つき鑑賞にご協力いただければ幸いです。将来を担う若年層の方たちが参加しやすいように、無料鑑賞の選択肢を設けています。(11/23にカナダ大使館で開催する上映は、参加費はなく無料鑑賞のみとなります。)
※上記寄付は匿名寄付として、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の難民援助活動に役立てられます。
※匿名寄付に対する個人情報は保持しないため、国連UNHCR協会からの個別の領収証の発行はありませんのでご了承ください。
※料金に対する領収証は、Peatixの個人管理画面よりダウンロード可能です。(詳しくはこちら)
広報に協力してくださる皆さま
メディア、広報サポーター(ボランティア)、その他この映画祭を広めてくださるすべての個人や企業、団体の皆様にご活用いただけるよう、広報ツール(フライヤー、ポスター、バナー、予告編)をご用意しています。一人でも多くの方に映画祭にご参加いただけるよう、ぜひご一緒に広めてください!
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